前職を退職し、半年ほどアルバイトをしています。
今後、再就職活動をするにあたり、現在やっているアルバイトは履歴書や職務経歴書に書くものですか?
書くと非常識ですか?
また、書く場合はどのように書けばよいでしょうか?
【回答】
履歴書や職務経歴書は自己PRの場です。
だから「正社員かバイトか」という基準ではなく、「PRできるかPRできないか」、という基準で、書く内容を選ぶべきです。
読む会社の立場で考えると、今後の仕事に役立ちそうなアルバイトであれば、その経験はもちろん印象が良くなるので、当然書くべきです。そういう経験があったことを示すのは、相手に対しても親切だと思います。
例えば、学生時代に引越しのバイトを100回以上した友人がいて、その友人が就職活動で引越会社に応募した場合。
本人が「しょせんバイトだから、経歴には書けないな」と言っていたら、あなたは「せっかくたくさんバイトしたんだから、その経歴をアピールしなよ!」ってアドバイスするんじゃないでしょうか?
アルバイトでも、まじめにある程度の期間勤務していれば、技能が身につくわけですから、立派な経験といえます。
志望している職種にほとんど役立たないような、無関係のアルバイトであれば、逆に書く必要がないと思います。
つまり、応募している会社・職種に応募によって、アルバイトの経験がアピールできるかどうか、判断するべきでしょう。
大企業であれば、比較的バイトの経験は評価はしづらいとおもいます。バイトの経験を評価する基準が社内にはないことが多いです。中小企業であれば、バイトの経験も十分見てくれると思いますよ。何よりも、それが仕事で生きる経験だと、上手にPRすることが大事です。
書く場合は、「アルバイト勤務」とか「臨時職員として勤務」と書くとよいでしょう。