2009年02月05日

社会人は忙しいからお礼するべきでない?〜お礼の原則

学生の方から社会人は忙しいからお礼メールなどは出さないほうがいいのでしょうか?」 という質問をよく頂きます。

最初びっくりしましたが、よく質問いただくので、そのように学生さんに教える誰かがいるんでしょう。おそらくそう教える人は、他人にお礼をしない人なんでしょう。

断言しますが、就職、転職活動において(ビジネスの現場においても)
 「相手が忙しいからお礼しないほうがいい」という論理が成立する場面は、ない
と考えてください。

例えばあなたに、とても多忙に働いている先輩がいて、その先輩からプレゼントをもらったとします。
あなたは、「忙しそうだから」といってお礼しないことはありますか?

たしかにお礼のハガキやメールを送ると、忙しい先輩に数十秒の時間を取らせることになります。
では、その数十秒を「忙しいだろうから」遠慮して、「お礼しない」ことが正しいマナーだと思えますか?

学生であっても、バイト、サークル、ゼミや就職活動が重なり、忙しい時期があるとおもいます。
そのとき、先日ノートを貸した友人からお礼のメールが来ると「忙しいのに迷惑だな」と思いますか?
お礼もなく「忙しいと思ってあえてお礼はしなかった」と言われたほうが不愉快ではないですか?
そもそも、その説明がないと「礼もしない無礼なやつ」と思いませんか?

「お礼をしても効果がない」「送っても忙しいから読まない」という人がいるのは理解できます。たぶんその話を「お礼しないほうがいい」と多くの人が誤った方向に解釈しているのでしょう。

たしかに、お礼がきたからといって、すぐに評価を上げる会社、人事担当者はいないでしょう。読まれないこともあるかもしれません。
ただ、全ての会社、担当者がそうだと言いきれるはずはありません。

かなり評価が拮抗していて、甲乙つけがたい二人の中から一人を選ぶ場合、片方から、そのつどマメにお礼のメールをもらっていたとすれば、評価が変わるかもしれませんよね。
例えば営業関係の職種であれば、そういうマメさが評価につながることも想像ができます。
私も日常、きちんとお礼をくれる人は一緒に働いていて気持ちがいいですし、仕事が出来るという印象を持ちます。評価が下がることはありません。

お礼について箇条書きにしてみます。

 ■お礼の原則
 
1.お礼をしても効果がないことはあっても、損をすることはない
2.忙しくても、お礼をもらって不愉快に思う人はいない
3.時間に余裕があれば、お礼はするべきである
4.ただし、就職活動では全てに優先させてやることではない
5.時間をかけることでもない。短くていい
6.お礼は短くても、早く送ること。当日や翌日がいい
7.すぐに一言お礼ができる。これはどこにいっても役立つ習慣になる
8.大事な場面でお礼をしなかったことによる損害は、はかり知れない

ここで何度か言ってきましたが、相手は友だちや家族ではありません。
感謝の気持ちは、表現しなければ絶対に伝わりません。黙っていると「何も考えていない」と思われるのが、会社組織です。マメな人はビジネスでもプライベートでもモテます。

もちろん天才的な才能をもった人は、お礼などしなくても生きていけるでしょう。

世の中の98%の普通の人にとって、「マメにお礼をする習慣」は、どんな業界でも、どんな職種でも、かならず役に立つ習慣です。

とても重要な習慣なのですが、意外と難しくて、社会人は苦労しています。私もお礼を忘れて後悔することが時々あります。
お礼はしなきゃと思っていても、忙しくて後回しになって、そのうちタイミングを逃してしまったり、忘れてしまったり、、、と、完璧にできる人はなかなかいません。

社会人になったときに、お礼をすることを恐れるのではなく、お礼という習慣を身につけたほうが、はるかに今後の人生にプラスになることは断言できます。
posted by career2.0 at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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