勤めていた会社社名が、勤務の途中で合併によって変更しています。
履歴書、職務経歴書にはどちらの社名を書くべきでしょうか?
また、職務経歴に会社の規模を書くべきとの指摘を以前頂きましたが、途中で倍増したので、どのように書けばよいのでしょうか?
【ご回答】「両方書きましょう」
入社時と退職時で会社名が変わることはよくあります。
特に都市銀行などは、合併を繰り返しているので、例えば元々東海銀行にいた人は、
数年で、東海銀行→UFJ銀行→三菱東京UFJ銀行と行名が変わっていて大変ですね。
どちらを書けばよいのか?というご質問ですが、
応募書類は、そもそも相手に自分の経歴を伝えるものであって、
社名を一つだけ選んで書くためのものではありません。
相手にわかりやすいように、その変更も書くべきです。
例えば
「A社入社(○年に、B社と合併し、現在「B社」)」や、
「A社入社(のち「B社」に社名変更)」
というような書き方が一般的です。
合併年がわからなければ、「○年」はなくてもよいでしょう。
要するに、勤めていた会社名の今までの変化が、わかるように説明できればよいのです。
組織の規模についても同じように考えましょう。
「入社時○人、B社と合併により○人に増加」
例えば、口で説明する時は、特に意識しなくても
「最初A社に入社して、その会社はB社と合併したから、社名もB社に変わったんですけれど」
と言いますよね。
それをそのまま文書にも盛り込んであげれば、わかりやすいと思います。
常に読む側の立場で、考えましょう。