2006年06月20日

どんな質問をすればよい?

面接の最後に、
「何か質問はありますか?」
と聞かれると思います。

そこで、
・何を質問すればいいのか?
・どんな質問が評価されるのか?


という質問をよく頂きます。

まず、あたりまえの話ですが、
「質問の内容の良し悪し」を評価基準にいれている企業はありません。
それでは、質問の意味がありません。

面接では、半ば一方的に、面接官が応募者に対して、質問を続けます。

当然、応募者の側にも、会社について判断する情報を得る権利があります。
その権利を保障するために、質問の機会を設けているというだけです。

原則的には、あまり質問のよしあしを気にしないで、聞きたいことを聞いてください。


ただし、以下のことは気をつけてください。

・ホームページや会社案内などのどこにでも書いている情報を質問するのは避けましょう(単なる勉強不足です)

・プライバシーに踏み込む内容は避けましょう。

・会社の欠点を指摘するような質問は避けたほうがいいと思います(不愉快な思いをする人もいるかもしれません)


質問について、一つお勧めは、「定点観測」です。

私は、コンサルタントとして顧客企業にいくと、
いろんな立場の人に、同じ質問をしてみます。

・会社の弱点は何ですか?
・競合のA社に勝っているところは何ですか?
・無駄が多いと感じるところは何ですか?
・会社の強みの源泉はどこにありますか?


そうすると、人によって意見が大きく異なることがわかります。

上記の質問は、会社にとってとても重要な問題意識ですが、
その人の立場、仕事、性格などによって、同じ組織で働いていても、
見方が大きく異なるものです。

同じ質問をしても、人によって違う答えが返ってくる。
このことを「定点観測」と呼んでいます。


そのような「定点観測」によって、
会社が情報や問題意識の共有をどのように・どの程度しているのかが見えてきます。

ただ、意見のバラツキが一方的に悪いというわけではありません。
どのようにバラツいているのかが問題なのです

質問は、できるだけオープン・クエスチョンにします。

クローズド・クエスチョンは、Yes/Noで答えられる質問です。
例えば「仕事はやりがいがありますか?」というもの。

オープン・クエスチョンは、Yes/Noで答えられない質問です。
例えば、「仕事のやりがいはどこにありますか?」というもの。

相手と状況に応じて、その二種類は使いわける必要があります。
面接の場では、できるだけ相手に話してほしいと思います。

さらに、一つか多くても二つ程度しか質問できないでしょうから、
オープン・クエスチョンにして、相手の率直な意見を聞きましょう。

さらに、話しやすくするためには、相手の立場に合わせた質問を考えるとよいでしょう。

例えば、若手社員に、今後の経営戦略を聞いてもしかたありません。
大企業の場合、若手社員にとって会社の経営戦略というものは、外部の人と同じように、マスメディアや噂話を通じてしか得られないようなケースが多いからです。

むしろ、今の会社の経営戦略が、現場で働いている若手社員の目にはどのように映っているのか、率直な気持ちを聞いてみるべきでしょう。
posted by career2.0 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職・転職一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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