2006年07月10日

就職活動の成果とは

就職活動の学生のみなさん。
7月になり、大手企業の一部は、採用予定人数を確保し終わっているようです。
一方で、まだまだ採用を続けているところもあります。

志望企業に内定をもらった皆様はおめでとうございます。
疲れたかたは、少し休憩するとよいでしょう。

一方で、まだ就職活動中の皆さんは、決してあきらめないで下さい。
「内定を先にもらった/後にもらった」という比較は、
会社に入ってみれば、何の意味もありません。
先に内定を得たら、入社した後に有利だということも全くありません。

もうすこし辛抱強く就職活動を続けることで、必ず大きな何かをつかむと思います。

それは、内定という具体的な果実であり、
多くの会社の第一線の社員と話したという入社後は得がたい経験であり、
それ以上に、辛抱強く続けることが必ず成果を生むという、今後の人生の基盤となる自信です。

そのためにいくつか心構えを下記に示します。

●志望が明確な人は、決して折れないで、志望を貫いて下さい。
どうしても、就職活動に疲れて、行きたい会社よりも内定をくれた会社に行きたくなります。
その選択を否定はしませんが、疲れやストレスで意思決定を曲げていては、
仕事をしてもっと大きなプレッシャーがかかった際に、やはり楽なほうを選んでしまいます。
ご自身のためにも、もうひと踏ん張りしてください。

●自分の変化を素直に見つめて下さい。
前の意見と矛盾するかもしれませんが、
就職活動を通じて、いろんな会社にいき、いろんな人にあって、
学生時代の視野の狭さに気づいたと思います。
当初の仕事についてのイメージが変化し、
「つまらなそう」と思っていた仕事の魅力にも気づいたでしょうし、
「面白そうな仕事」のつまらない部分にも気づいたでしょう。

それらの事実を冷静に見極めてください。
そして、自分の認識の変化を、客観的に捉えましょう。
その変化こそが、あなただけの独自性です。

当初のイメージと何が違っていて、何が正しかったのか。
なぜ間違ったイメージをもっていたのか、なぜ変化したのか。
自分はどのような情報から、どのように判断する人間なのか。
どんな人に影響を受けて、どんな人からは影響を受けなかったのか。

就職活動の前に多くの人は、自己分析をするとは思いますが、
そこで終わってしまっては、その分析は大きな価値を生みません。

自己分析の最大の機会は、就職活動そのものです。
就職活動が終わった後の自己分析と言ってもよいでしょう。
それが今後の人生に役立つ、就職活動の最大の成果でもあります。

就職活動中、会社や仕事について多くの情報を仕入れ、真剣に考えることで、
自分の中にいくつか変化がおきたのだと思います
(起きない人もいますし、それでもいいと思います)。

その変化/変わらなかったものを冷静に振り返ると、自分がどのような人間か、
自分の強さ、弱さ、影響のされやすさ、頑固さといったものが明確になると思います。

その結果得られた、自分についての冷静で客観的な理解は、
言葉を換えれば「自分自身の可能性と限界とを知る」ということであり、
それが真の自己分析です。

皆さんは今後何十年つづく、社会人人生のスタートにおいて、
内定以上の大きな武器を得たということです。

ご活躍をお祈りします。


「飛べないということの自覚が、ここに立ち続ける力を与えてくれる」
by ウィリアム・エンプソン
posted by career2.0 at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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