2007年09月25日

会社訪問の基本マナー10項目

会社に訪問するときの、行ってから帰るまでの基本マナーを、0〜9の10項目にまとめました。これは、就職・転職に限った話ではありません。どんな会社でも、礼儀正しい客は歓迎されます。

ここでは面接以外のマナーも書いています。
就職活動では、会社全体に自分を売り込むことです。面接官以外の社員も自分を見て評価していると思いましょう。
面接以外の場で(例えば待合室など)急にマナーの悪くなる人は、人事の耳に入りますし、そういう人は採用されないと思ったほうがいいでしょう。



0.絶対遅刻しない


遅刻は絶対にしない。
「敬語を間違えた」とか「お辞儀の仕方が下手だ」「スーツがシワっぽい」なんてレベルの話は、他のことでいくらでもカバーできます。
面接官があなたに対して本当に誠実さや優秀さを感じたら、細かいマナーは評価に影響しません。(もちろん新卒や若手の場合の話です)

でも、遅刻だけは挽回できないミスです。
それだけを理由に落ちたとしても、文句が言えません。もちろん会社にもよりますが、会社には遅刻を嫌う人が多くいます。「時間にルーズな人間は、仕事ができない」という感覚は広く共有されている。
就職・転職に限らず、時間にルーズな人間と思われるのは、これからどんな場面でも、大きなハンデを背負うことになります。

事故や渋滞などで15分くらい遅れることはよくあります。大きなビルであれば、裏から表にまわるのに5分くらいかかることもあります。
絶対に20分前までには会社のある場所に着くように移動しましょう。

その予定で移動しておけば、万が一の場合にも早めに連絡ができます。
欲を言えば、もっと前に会社の近くに着いて、近くでコーヒーでも飲み、腕や肩をマッサージでもしながらリラックスしましょう。
夏場は汗をかきます。汗だくで面接室に入るのは失礼ですので、身体をじゅうぶん落ち着かせてから行きましょう。


1.会社の近所には会社の人がいる

早めに着いて、会社の近所のカフェなどで休憩するのは良いと思いますが、そこにはその会社の社員がいる可能性もあります。
あまりにルーズな姿勢でくつろいでいたり、頭の悪そうなコミック雑誌を読むのは避けましょう。

近くのコンビニで時間つぶしに立ち読みしている場合も同じです。男性は間違っても、グラビア雑誌などを立ち読みしないようにしましょう。
入ったときに、「あの人、さっきコンビニでずっとグラビアみてた人だ」と言われるのも、恥ずかしいどころか、採用にとっていいことはありません。


2.建物に入る前に

□ 携帯電話は、必ず電源を切る(マナーモードもやめましょう)
□ 冬場のばあい、建物に入る前にコートを脱ぐ。
□ 夏場のばあい、建物に入る前に汗をじゅうぶん拭きましょう。
□ 男性は、ネクタイがゆるんでいないか、もう一度確認します。
□ 女性は髪やメイクをもう一度確認しましょう。風が強い日、髪がはねてる人がいます。
□ ジャケットのボタンはしめておきましょう。
   ・2つボタンのジャケットであれば、上側をしめる。
   ・3つボタンであれば、1番上と2番目を閉める。2番目だけしめてもOK。


3.受付で挨拶

・受付があれば受付に行く。
・受付のない会社であれば、たいてい内線用の電話やベルが置いてあるので、使う。
・それも見つからなければ、入って一番近くにいる人に、「お忙しいところすみません」と先に言う。

いずれも、

「こんにちは/おはようございます。(お辞儀する)
○○大学の○○と申します。○○部の○○様と●時の面接のお約束で参りました。」

と大きな声で、告げましょう。
中途採用の場合は、自分の所属する会社名は言わず、名前だけを言いましょう。

相手がわからない場合は「○○様」は省略して下さい。
後は部屋に案内されると思います。


4.待つとき

「ちょっとそこで待っていて下さい」、と言われることもあります。
その際は、「はい」と明るく笑顔で答えて、姿勢よく立っていましょう。座る場合も同じです。

細かい身だしなみよりも、姿勢と表情がその人の印象をつくります。

そして、待っているあいだも、会社はあなたを見ています。
待っているあいだ、置いてある雑誌を読んだり、持参のお茶を飲んだり、メイクを直したり、携帯でメールを打ったりしないように。
(既に携帯の電源は切っているはずです)



5.社員とすれちがう時

例えば、廊下でそこの会社の社員とすれ違う場合がありますよね。
あまり頻繁にすれ違うのであれば、難しいでしょうが、できれば「こんにちは」と挨拶しましょう。

「その人が、実は面接官かもしれない」、という理由ではありません。
もちろんその可能性もありますが、面接官ではなく、会社全体にあなたを売り込むのが、就職/転職です。
「面接で来ていたあの人、他の人にも挨拶してて、いい人そうだね」という噂が人事に届けば、と思うと、挨拶も楽です。

挨拶して得することはあっても、損することはありません。得することはやるしかないのです。
いい営業マンは、客先の会社にいったときに、自然とそういうことをしています。


6.部屋に入り、面接官と挨拶

1.部屋に先に通されて、後から面接官が来る場合

面接官がノックしたら「はい」と答えて、まず立ち上がります。
ドアが開いている場合は面接官が見えたら立ち上がります。

面接官が部屋に入ってきたら、
「こんにちは/おはようございます。(お辞儀する)○○大学の○○と申します。」
と言います。

2.面接官がすでにいる部屋に通される場合

部屋の前まで通されて、どうぞお入り下さいといわれる場合があります。
・その場合、ドアを「コン、コン」と2回ノックしましょう。
・おそらく「どうぞ」と声が聞こえますが、あまり聞こえなくても、ドアを開け中に入ります。
・入るときに「失礼します」と言います。
・入ったらドアを閉め、その場で「こんにちは/おはようございます。(お辞儀する)○○大学の○○と申します」と言います。

どちらも、「おかけ下さい」と言われるまで立っています。

言われたら「はい、失礼します」と言って座ります。
座ったら面接開始です。


7.面接中

お茶が出てきて、喉がかわいているなら飲みましょう。
飲んだほうが話しやすいです。決して失礼ではありません。
その場合、「お茶いただきます」と一言添えれば、じゅうぶんです。
お茶やコーヒーは飲むために出しているのであって、飲まないかどうかを試すために出しているのではありません。

面接中、なにはともあれ「いい姿勢」と「笑顔」だけは常に注意しましょう。
詳しくはこちらの記事「いい印象」をつくる6項目を参考にして下さい。


8.終わり

「これで面接を終ります」となったら。
「はい、お忙しいところ、ありがとうございました」と元気に言って、お辞儀し、立ち上がります。

1.面接官が立って送ってくれる場合
面接官に従いましょう。

会社の玄関などで、面接官が「じゃ、こちらで失礼します」と言ったら、
立ち止まって面接官のほうを向き、もう一度「お忙しいところ、ありがとうございました」と深くお辞儀して、すばやく会社を後にします。

2.面接官が立たない場合
・「本日はありがとうございました」と言ってお辞儀して立ち上がります。
・ドアまで行き、もう一度振り返って面接官に「ありがとうございました」とお辞儀し、「失礼します」と言って、ドアから出ます。
・ドアは静かに閉めます。

どちらも、廊下などで、誰かにすれ違う場合は、会釈します。
そのまま会社から帰っていい場合は、受付の人にも「失礼します」と言って、すばやく会社を後にします。

9.会社を出る

コートを持っている場合、会社を出るまでコートを着ません。
会社を出たら着ましょう。


最初の話に戻りますが、近所で休んでいると、会社の人に会うこともあるので、
早く会社から離れましょう。


以上10項目。わかりましたか?
いろいろ書いてあるので、慣れない方は迷うと思います。

まずは、
・遅刻しないこと。
・姿勢と表情に気をつけ、はっきり挨拶すること。
・座れと言われるまで座らないこと。

それくらいからはじめてみましょう。そのうち慣れると思います。
不明な点は、遠慮なくご質問下さい。
posted by career2.0 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 就職・転職一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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